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TOKI ASAKO LIVE 2019-2020 “PASSION BLUE ~冷静寄りの情熱ツアー” – Day2

LUCID NOTE SHIBUYA

チラシだからと侮ってはいけない。もちろん捨ててもいけない。ちゃんと読まないと。ひよこ劇場新聞「号外」。

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土岐さんの今年のツアーの二日目へ。一番町3丁目。

渋谷から仙台までの移動は上野、または大宮から新幹線を使う。乗車時間は約二時間。こういうとき、もっぱら音源を聴きまくることに時間を費やすことにしている。プレイヤーはこの秋リリースされたばかりのストリーミング対応のウォークマン。携帯はいまだにガラケーなのでこのタイプのウォークマンのリリースを待ちかねていた。今日は、やっと火のついた土岐熱が冷めないように、復習も兼ねて東京公演のセットリストをプレイリストにして、それを聴こうと準備していた。ライブ中にメモを取ったりはしないので、つたない記憶だけを頼りにざっくりと曲目を並べてみたのが月曜日。火曜日はそれを一日じゅう流し聴き。水曜日には一部の記憶ちがいを修正。おそらくこれで完璧だ。土岐熱は冷めていなかった。新しいウォークマンで土岐セットを聴く。これで移動時間も楽しめそうだ。ところが翌日、木曜日・・・。

「サブスクリプション まるでわかんねえ~」と歌っていたあの彼らが、サブスク解禁!

金曜日、某ライブハウスで彼らと近しいバンドマンと話す機会があったのだが、業界内でも話題沸騰だったらしい。解禁するよ、ではなく、解禁したよ、だからなおさらだ。おどろきとうれしさで急遽、九百曲のなかから往復四時間分をまったく苦労もなくサクサクとチョイスしてプレイリストに。そして本日土曜日。苦労して準備したはずの土岐セットはなかったことに。すまん。たかがサブスク、されどサブスク。ファンにとってはなんだってありがたいのだ。充実の往路二時間。

とはいえ、ライブが始まると脳内は土岐さんでいっぱい。会場は立ち見がでるほどの大盛況。気になっていたのは、おそらく今日はゲストがいないこと。したがって今回のみどころは、相当の時間を費やしたあのアイスクリームトークの穴埋めをどうするのかと、だれがG.RINAさんの代役を務めるのかの二点。前者は予想どおり、セットリストが変更された(おかげで苦労して準備した土岐セットは本当の意味でなかったことに)。後者は、前回の記事でタカシさんがキーマンと書いたが、キーマンはもうひとりいた、とだけ。このコーナーは楽しめる。こういう工夫は大好きだ。今日は思わず笑っちゃったけれど、回を重ねれば本当の歓声がもっと大きく会場に響くはず。土岐さんも今日はずいぶんとゴキゲンだった。ゴキゲンすぎてブっとんでた。おかげで歌詞もブっとんだ。こんなに楽しんでいる土岐さんを観ると、こっちも楽しくなる。仙台公演、大成功。

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明日の移動は修正したプレイリストを聴く二時間。