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LOFT HEAVEN 弾き語り部 第二夜

LUCID NOTE SHIBUYA

LOFT HEAVEN(ex-LastWaltz, ex-ex-青い部屋)。

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今日は樋口さんブッキングの三組の対バン。都合、ヒグチさん一択で。渋谷2丁目。

今週末には渋谷で、来週末は梅田でワンマンライブを控えるヒグチさん、今日はふた組目、グランド弾き語りで全曲を「一声讃歌」からセレクト。一声讃歌はリリース日に入手して以来、今までになく何度も聴き込みと聞き流しを繰り返しているのだが、正直まだあまりピンと来ていない。聴いていくうちに感触や印象に変化があるものなのだが、どうやらそれ以前の段階でつまづいてたようで、今日のライブ中にそのナゾが解けた。手を出すのが早すぎたのだ。過去四枚はライブで聴いて気に入って、そのあとに音源聴取、今回はその逆。音源がさきでライブがあと。しくじった・・・。

それだけ彼女の新盤は待ち遠しかったし、待ったぶんだけ期待も膨らんでいたのだが、しくじったおかげで今日現在、その新盤にはまだ一声足りていない。過去四枚で感じられた緊張感、新鮮さ、力強さ、親しみ、やさしさ、包容力、説得力、あるいは肌ざわり、臨場感、そして息遣い。おそらくそれらすべてを埋め合わせるのが今週末のワンマンになりそうだ。過去三回のバンドワンマンは雑な音づくりで散々で残念な思いをしたけれど、今回は最新鋭の設備が投入されたヴィーツ。できれば全国ツアーの五日目とか六日目あたり、バンドの音が固まってくるくらいのタイミングで聴いてみたいのだが、もうここに来て文句は言うまい。彼女曰く「四度目の正直」。期待するしかない。

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ただし、行くとは言っていない。