反省文。
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一年ぶりのAsoviva!のライブへ。中目黒5丁目。
今回は、即興でとっちらかした音を三人が協力しながら片づけていく作業にだけに注目してしまった。乱気流にのまれたジャンボ機が風で左右斜めに何度も大きく揺れながらランディングを試みるように、三人が広げたイマジネーションをやがて収縮させていくさまは不安定で心もとないのだが、うまく着地に成功したときの感動は飛行機よりも重く躍動的なのだ。彼らのライブの醍醐味のひとつでもあり、この三人でしかできない演奏の終わらせかた。広がったイマジネーションもそこでいったん霧散するが、広がるときに感じる心地良さは継続するから、そこだけに気持ちが傾いてしまう。
三人の叩く音で広がるイマジネーションには終わりがない。そこに言葉はなく、予定もなく、誘導もなく、強制もない。だれだって音に対して平等に自由でいられる。ライブの楽しみかたはひとつじゃない。終演後に聴けたtotoさんの感想は、言葉を大切にする彼女だからこその正しさがあり、胸に染みた。
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やっとライブの感覚が戻ってきた!と思ったらすでに週末。