LUCID NOTE LUCID NOTE | Music show reports and Play stage reports

牧山純子 #04

LUCID NOTE SHIBUYA

偏ってきたかな。

雨から始まった今年度のトップは牧山純子さんのバヨリン。目黒に向かう。

クリヤ・マコトさんのテクニカルなピアノと大槻”KALTA”英宣さんのフレキシブルなドラムスに川村竜さんの安定したベース。ちょっとメンツ良過ぎ。そんな強力なサポート・メンバーに刺激されてか、益々魅力倍増の牧山さん。今日はちょっとワイルドでコケティッシュな演奏で、おじさん、おばさんを驚愕させてた。ほんと、聴きに来るたびに魅了度がアップ。

ライヴの1stはクリヤさんの楽曲をメインにしてバラエティに。クリヤさんの鍵盤のテクニックとバヨリンのアレンジが光る。2ndは牧山さんのオリジナルをメインに。クリヤさんのインプロに、大槻さんの太鼓が絶妙に絡む絡む絡む絡む。ジャストにフィットしたときのメンバーのみなさんの笑顔がたまらなくイイ顔。”Mack The Knife”、”Mistral”、”Moldau”、もうお手上げです。おそれいったのは、牧山さんが彼らに全く負けないこと。堂に入ってた。そして、とにかく楽しそう。こんな表情、二年前は見られなかったのになぁ・・・なんだかうらやましい。

この春からは、ラジオのパーソナリティにもチャレンジされる牧山さん。ライブも頻繁で、来月25日には渋谷でも演奏されるそう。前向きで昇り調子にある人は、やっぱり魅力的。・・・春だなぁ・・・