それでも主役が霞まないのはなぜ?・・・と素朴に疑問。
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晴れて土曜日。今週二度目のJZ Bratへ。
今日のJZ Bratは、松本あすかさんのライヴで以前一度拝聴した、バヨリン奏者の岡部磨知さんのリーダー・ライヴ。演奏者はスペシャル・ゲストを除いてすべて女子。しかもみなさん、ルックスは並み以上ときた(目立たないけど宮本詩史さんがダントツ、という噂も)。はたけやま裕さんも立派なゲストだと思うんだけれど、とりあえずゲストは松本あすかさんと、中西俊博さん。
1stは松本さんを交えて女子ばかりでユルリと。前半の岡部さんと吉澤友美(pf)さんの忙しなく姦しいMCには辟易だったけれど、松本さんが登場されて、最初のワンタッチで音の違いにのけぞる。強力な音。はたけやまさんの音もここで生きてきた。いいね、トルコ行進曲。
2ndはお待ちかね中西さん登場。中西さんの生音は新宿のでっかいラーメン屋さんの地下以来。なのでかなり久しぶり(かれこれ18年振り)。あの青白かった青年が「先生」って・・・。お手並みもさすが。岡部さんの平べったい二次元の音に、中西さんの立体的な三次元の音が加わって一気にバンドらしい音に変化。すげー!やっぱ、キール・ロワイヤルはお酒です。
とにもかくにも、ゲストに助けられたライヴ。そんな岡部さんの未来に期待します。このまま、良い出会いと音楽を続けていけば、きっと十数年後には、「先生!」と呼ばれることでしょう。
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そう言えば、ご親族(ご両親?)は、「磨知」より「まち」のほうがお気に入りなご様子でした(謎)