LUCID NOTE LUCID NOTE | Music show reports and Play stage reports

クラッシャー女中(東京公演・初日)

LUCID NOTE SHIBUYA

本日初日。ネタバレなしで感想だけを。

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麻生久美子さんの舞台、絶賛コンプリート中。北沢2丁目。

エントランスに入った瞬間、オドロキとヨロコビ。今日の本多劇場は9割9分が女性客。すげー、麻生さんもやっと女性に人気が出てきた!と浮き足立ったのだが、すぐさまそれは勘違いと気付き、別の意味で浮く自分。中村さんってこんなに人気あるのか・・・まったく知らなかった。

趣里さんはいい芝居するなあ。彼女の演技はまた観たくなる演技。根本さんは実はとなりの席に座ってたことがあとになってわかって怖くなる演技。そしてともてクレバー。佐藤さんはニオイがきついけどすぐに友達になってすぐに喧嘩別れしそうな演技。田村さんはぜったい近づいちゃだめなのに近づいてしまう演技。西田さんは言わずもがな、近づきようのないあこがれの的。みんなが主役でみんなが脇役。いい役者さんが揃ってた。そんななか麻生さんは、やっぱり地味だった。そういうところが好きなんだよな、やめられん。中村さんは、型に嵌まりさえすれば力強さと安定感を発揮する演技。ただしアドリブには弱そう。最後の最後のあのシークエンス、あれは主役のふたりにセリフも仕草もぜんぶをまかせた結果かな。終わりかたは公演ごとに違うかも。

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本多劇場に来るときは、キャリーバックは駅のロッカーにでも預けましょう。