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サザンオールスターズ キックオフライブ 2018「ちょっとエッチなラララのおじさん」(2日目)

LUCID NOTE SHIBUYA

そうです、比較的近いところから来たひとりです。

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こんな大切な記事を書くのに写真を撮るのを忘れるほどに放心状態で帰宅。歩いて7分。神南2丁目。

サザンが渋谷に帰ってきた。デビュー日に合わせて何かやってくれるだろうとぼんやりとは思っていたけれど、まさかライブをやってくれるとは。しかも場所を渋谷にして。よほど急激に人気が衰えて動員もままならくならないかぎり、サザンがNHKホールでライブなんて、だれも想像してなかったと思う。

周年ライブだし、門限のある会場だから、チャートを賑わした誰もが知るヒットソングばかりをどっかんどっかんとコンパクトに繰り出しくる、という予想はまったくハズレだった。そこまで特別でもなく、妙に気負ったものでもなく、新曲のプロモーションもほどほどに、いつものサザンがいつものライブをやってくれた。

片山さんの鍵盤をフィーチャーした汚れた台所、誠さんのドヤ顔のリフで始まるMy Foreplay Musicのコンビネーションが今日のお気に入り。私はピアノの原さんは、日ごろは声を出して歌っていないことがわかるくらいにほとんど声を出せていなかったけれど、サビ前の桑田さんとのあの掛け合いでちょっとウルっときた。ライブ用にアレンジせずに音源を忠実に再現した新曲は、7割はオケにまかせて残り3割を生音で。いとしのエリーを3曲目に、真夏の果実を中盤に披露してくれたとき、だれもがあの一曲もと期待したとは思うけれど、残念ながら今回もそれはなし。涙の海で抱かれたいで会場がやけにヒートアップしたのは曲順のなせる業。こういうところがサザンらしくて好きだ。怒涛の後半は真骨頂、ここで乗らなきゃどこで乗る、もうなにがなんだかほとんど覚えていない。NHKホールがずっと揺れていた。そしてアンコールのオーラス。毛ガニさんのあのコンガのリズム、桑田さんのコールアンドレス、からのラララの大合唱。熱い。最後の最後まで熱すぎる。夏を前にして汗びっしょりだ。

確かにサザンにしては2時間半の尺は短くコンパクトだったけれど、それだけに聴くものの集中力を途切れさせないテンポのあるリズミカルなライブ。しかもこれで終わりじゃないという気分にさせて去っていく5人。カッコ良すぎだ。

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しかしメンバー5人が並んだときのあのなんとも言えないやさしいオトナのオーラは、40年の重み、なんだろうか。やっぱりサザンはすごいバンドだ。