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フカカッタ・セッション「フカカッタがやってきた!!」@下北沢440

LUCID NOTE SHIBUYA

八分の九なんてもはや音ガクではなく数ガク。

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当たりやすいのは初日なのか二日目なのかでもちきりの。代沢5丁目。

このメンバーをバックバンドにしてフロントで歌う佐藤嘉風さん。ゲスト扱いだからぱっと見は当たり前の光景に見えたけれど、いやちょっと待て、もしかすると、いやもしかしなくても、これはすごい。前後半合わせてぜんぶで4曲、持ち歌ではなかったけれど、それでもすごい。

菅坡(すがさか)さんのペットを初めて直近で聴く。フィジカルに派手な動きがないぶん丁寧で正確。管でこういう音を出す人ならレコーディングでも重宝されてるんだろうなあ。中二から始めたらしいのだが、中一のときはなにやってたんだろうという素朴な疑問。

山本さんの今日は、リードがみっつ、ノンリードがひとつ。派手な音も泣きの音も出せる人。ライブで重宝されるのもわかるなあ。何をやらせても最後はきちんとそこに治める音。大活躍。すばらしい。

深町さんと片山さんの今日の選曲も、広義ではポピュラーミュージックに含まれるのだろうけれど、とてもマニアアックでボーダレス。それを聴くお客さんたちもやたらと音楽好きな人ばかり。フカカッタのお客さんはどんなニッチな楽曲でもがっついてくる。このがめつさ、すばらしい。

LUCID NOTE SHIBUYA

次回のフカカッタは祐天寺のFJ’s、9月16日の夜公演。詳細はけっちゃんのツイートを待て!