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REAL LOVE release party SAKURA REAL LOVE LIVE

LUCID NOTE SHIBUYA

開演一時間半後の現着。丁度SAKURAさんの出番前のセット替え中。ぎりぎりで間に合う。

LOVEさんとは真逆のアプローチで”LOVE”を唄うSAKURAさんのライヴ。ひたすら硬派にとんがって、問いかけと疑問形でLOVEを唄うLOVEさんと、大らかに優しく包みこむように、LOVEの世界を母性的に表現するSAKURAさん。どちらもきっと”REAL LOVE”なんだろうけれど、下手に歌詞にメッセージを込めたり、自分の生きざまを反映させたように歌われると、やっぱり聴く側の負担も大きくなって、肩も重く硬くなる。それがイイんだ、と言う人がいるのも承知だけれど、音楽のライヴの現場は、やっぱり気軽に楽しめるのが一番だ。だって、自ら深く考えなくても、自然に深みに連れてってくれるほうがラクじゃん?

納得だったのは、終演後のSAKURAさんの愛ある一言。LOVEさんのライヴを観て来た後だってことをすこし意地悪く伝えると、限りなく優しい眼差しをこちらに向けながらこう仰ってくれた。「これからもLOVE共々ヨロシクお願いします」(なんでもマネージャーさんが同じ方なんだそうです)って、そうきたかぁ・・・もうどっちも応援しちゃうぞっ!

時間的にも経済的にもちょっと無理した感の九月が終わる。明日からは、月跨ぎの一週間。どんな一週間になるかコウゴキタイ。