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宮本笑里 リサイタルツアー2008 “tears”

LUCID NOTE SHIBUYA

秋はクラシック、そのに。

グローニナップの宮本さんのバヨリンを聴きに紀尾井町へ。今日は「レコ発ライヴ・ツアー」のン日目。

貫禄とまではいかないけれど、余裕の笑顔が見れたのが印象的。会場にいらしてた某スタッフさんによると、今年もいろんな場所で演奏されてきたそうで、場数を踏んできた結果なんだそう。ただの慣れだけじゃない、筋とゆうか芯とゆうか、しなやかで堅いなにかがほっそい身体とバヨリンの音に見え隠れしてた、ような気がした。MCは相変わらずユルユルだったけれど、演奏は、なんかこう・・・かっこよかった。

“シャコンヌ”でのMCは、CDのライナーノーツでは聞けない、ライヴならではのエピソード。こうゆうMCの後の演奏は、やっぱり聴く側もいろいろと妄想しながら聴けて楽しい。音楽に言葉はいらない、じゃなくて、音楽に国境はない、っていうオチなら、もっと感動できたかな。

テレビ関係のタイアップとか、フェスへの参加とか、宮本さんの活躍ぶりは、クラシカルとゆうよりコンテンポラリー。周りにあまり振り回されず、ただでも独走もせず、やりたい音楽をしっかりと。立ち位置とか方向性とかがハッキリと見えてきたとき、彼女がどうなっちゃうのか、今後も楽しみなバヨリニストのひとりです。