LUCID NOTE LUCID NOTE | Music show reports and Play stage reports

unistyle(ユニスタイル) #024

LUCID NOTE SHIBUYA

どんなにシリアスな歌でも、歌い終わった後のほんの瞬間に、演奏者の笑顔が見れたなら、すぅっと心が緩んで、ああ、ここに居て良かったって、感じるときがある。それはきっと、うまく歌い切った安堵の笑顔だったり、スタッフさんやお客さんへの感謝の笑顔だったり、いい音楽に浸れたときの幸福の笑顔だったり。いろんな想いが入り混じっての笑顔なのかもしれないけれど。そんな笑顔を見たくて、湿気ばかりのべっとりとした代々木へ、オール・バラードのしっとりとしたライヴを観に行く。

今日は藤谷さんが久し振りのウッド・ベースでいつになくデリケートな音を奏でる。そしてこれまた久し振りの野上さんもメロウなピアノでバラッドを弾く。YUUMIさんもバラッドに合わせた抑えめのヴォーカルで、うん、心地いい。

でも、今日に限って?みんなあまり笑ってくれず・・・ま、それも魅力のひとつ、なんだけれど・・・もっと笑顔が見たかった、二学期最初のunistyle LIVEでした。