
白と水色の半旗が代々木の青い空を泳ぐ。今日は彼女の命日だ。
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古賀涼子さんの勇姿を拝見しに、代々木の体育館へいく。今日のライヴのすべてを、彼女が握っていた。
いつも語尾を伸ばさず、わざとサクっと切っているように聞こえる発音で、小気味よくリズムを打つようにしゃべる彼女が、今日はとても慎重かつ深長にゆっくりと、会場に語りかけていた。
客席とステージをそのやさしい声で大きくつつむように、さりげなくたたずみ可憐に語りかける彼女は、今日一番のプロフェッショナルだったと思う。
それにしてもZARDの人気は衰えない。この一年のビジネス・スタイルには、まったく感心しないけど、坂井さんを感じられるこういうイベントは、やっぱりありがたいと思う。