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TOKI ASAKO LIVE TOUR 2017 “POP UP PINK!”(最終日・札幌公演)

LUCID NOTE SHIBUYA

明日から土岐ロス。つらい。PINK。

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土岐さんのツアー最終公演へ。中央区北2条東3丁目。

ミュージシャンの全国規模のツアーをここまで追いかけたのは初めて。時期が春先、日程が集中、箇所数少なめ等々、いろいろと条件が揃ってたこともあるけど、それでも行きたくなければ無理して行くこともないわけで、振り返ってみるとコンプするにはモチベーションの維持がもっとも重要ということを知ったよ(笑)。日を追うごとにライブに変化が見られたこと、各地でファンの方々と顔見知りになれたこと、スタッフのTさんが会えばいつも笑顔で接してくれたこと、そして何より、ミュージシャンが土岐さんだったことがモチベーションを維持できた最大の要因。

日ごろ自宅では音楽をずっとかけっぱなしなのだが、この約一か月間はほぼ土岐さんオンリー。途中、他のミュージシャンのライヴに行ったり、CDも買ったりしてるけど、それでもいつの間にか土岐さんに回帰するという不思議。新作だけじゃなく以前の音源も改めて聞き直してみたり、ずっと飽きずに土岐さんばかり。ツアーのセットリストで並び直してみる、なんて面倒なことはしないけど、やっぱりツアー(に行ってること)が影響してるのは間違いないわけで。ツアーっていいね。やるほうは大変なんだろうけどサ。

だいたい、新盤のPINKが良すぎるのよ。脂肪って曲が収録されてるけど、アルバム自体には余分な脂肪がない。ツアーの行く先々でいろんな感想を見聞きしたけど、誰もかれも評価高かったしね(前作のほうが好きっていう人もチラホラはいたけど)。これまで聴いてきたシティポップって、外側から見た都会のイメージをそのまま曲にしてる感じがしてて、はりぼてなイミテーションでフェイクなシティ。軽快でオシャレなんだろうけどいまいち腑に落ちない。土岐さんのシティポップは、都会の内側にいるからこそ見える、人だったり風景だったりエピソードだったり。リアルで土着な感じが今の自分の生活にやたらとシンクロするんだよなあ。名盤。

とまあ、長い前置きはさておき。今回のツアーの土岐さん、各地どの公演でもなんとかしてスタンディングに持ち込もうともチャレンジされてたけど、そのつもりで来てないお客さんを立たせるのってかなりハードル高いわけよ。一曲目から総立ちになるようなライヴは、途中で立ったり座ったりするのって簡単だけど、土岐さんはそんな予定調和なライヴはしない人(むしろ嫌いな人)っていう先入観もあるし、そもそも、聴き入っちゃうんだもん、その歌声に。一般リスナーはプロのミュージシャンと違って、ヴォーカルに聴き入りながらバスドラのリズムを刻むとかギターのカッティングに乗るなんて芸当はできないし、そりゃ腰も重くなるわけよ。土岐さんも、それぞれ自由に楽しんで!なんて言ってるわりには、実は全員を立たせたいわけでしょ?・・・ってこの矛盾(笑)。後輩をイジルのは上手くなったけど、お客さんを煽るのは最後まで下手だったなあ(笑)。そういう意味では今日も含めてツアーの後半はだいぶお客さんに助けられてたけど、それはそれでも印象良く終わった感じがするのは、人に褒められても素直に喜ばないあの土岐さんが、最後にちょっとウルっした顔を見せてくれたからかも。いい顔してたなあ。いいツアーだったなあ。楽しかったなあ。おもしろかったなあ。またやんないかなあ。

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というわけで、土岐さんの今年のツアー、全日程が無事終了。おつかれさまでした。(7月の追加公演は、土岐さんにとっては「別モノ」ってことらしい。それはそれで楽しみっ!)