LUCID NOTE LUCID NOTE | what Shibuya living in SHIBUYA have seen and felt

ギターとピアノにやさしい歌声

LUCID NOTE SHIBUYA

※duoにはグランドはないのでエレピになりますが、いかがでしょうか。

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こういう対バンのイベントにも駆けつけるファンこそファンのなかのファン。道玄坂2丁目。

南壽さんは5年ぶり2度目。同じduoでのワンマンで、ともさんとネコさんがサポートされていたことまでは覚えているけれど、それ以外の、どんな人となりで、どんなライブだったのか、ほとんどまったくうっすらとさえ記憶に残っていない。今日のライブも誠さんが対バンじゃなければ明日には記憶から抹消されそうなほどに、影薄く、覇気なく、強弱なく、波風なく、終始安定した音感で進んでいた。最初の4曲の弾き語りのあと、誠さんの全力のサポートを受けた2曲でやっとライブがライブとして成立したという印象だ。こういう掴みどころのなさが南壽さんの魅力らしい。45分間ぶんのストレスの蓄積。

熊木さんは7年ぶり2度目。同じduoでのイベントで、武部さんたちがサポートされていたことまでは覚えているけれど、それ以外の、どんな人となりで、どんな歌を歌ったのか、ほとんどまったくうっすらとさえ記憶に残っていない。でも今日からしばらくは大丈夫そうだ。薄幸な南壽さんのあとの、このアバズレ感、ディープなリリック、真逆なうた声の透明感。1度聴いただけで耳に残るほどの楽曲はなかったけれど、音源を聴き込めばライブも楽しめそうだ。誠さんも彼女にはいくぶん手を抜いていたかと。45分間ぶんのストレスの発散。

誠さんは4か月ぶり。セットリストがすばらしい。前のおふたりがどんなシンガーでどんな楽曲を持っていてどんなライブをするのか、来場するお客さんがどんなお客さんで何を期待しているのか、楽しんでもらうにはおふたりのサポートをどうこなせばよいのか、自分の出番まで想像どおりにイベントが進んだとき、自分が歌うべき楽曲とそのアレンジをどう組み立てれば、今日のイベントがイベントとして正しく成立するのか。もしも欲を出せるなら最後に美味しいところをもっていくにはどうすればよいのか、などなど。ほとんどのお客さんが前のふたりのお客さんだったにもかかわらず、そのアウェイな客席から自然に発生した手拍子の波が、その解答。

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誠さん、NHKホールのリハは始まってるのかな・・・。