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第14回 東京JAZZ the HALL – KALEIDOSCOPE

LUCID NOTE SHIBUYA

かぶりつきセンター!

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エスペランサのニュープロジェクトに興奮。丸の内3丁目。

今日の国際フォーラムは3組の対バン。ひと組目のジャパニーズジャズは、言うに及ばず、いわば前座。どれだけ残念だったかはご本人たちが一番わかってると思うよ。間の抜けたMC、やる気のないゲストサックス、他に誰かいなかったのかよってくらいのピアノ。クラブジャズとリアルジャズと現在のジャズって・・・オイオイw

4年振りに聴くエスペランサさんは、アフロを封印してドレッドヘアで二番手に登場。始めたばかりの新しいプロジェクトはお芝居風味の60分。ドラムス、ギター、男女コーラスに、本人のヴォーカルとベース。登場から退場まで、小粋に計算された音楽と小芝居はまさにエンターテインメント。明後日からの富山と名古屋がうらやましい。これは再演熱望。

トリはジャック・ディジョネット・トリオ。ものすごい演奏を飄々とこなす73歳。出だしのエレキドラムの音色チェックも演奏のうち。その電子音をベースのマシューが引き継いたあとは、ラヴィのサックスも冴えに冴えてた90分。だれかの代わりとは思えない演奏がニクイネ。

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東京ジャズも14回目。大規模なわりには腹六分目の客入りがちょっとザンネン。