ひとつきぶりのらいぶ。
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横浜という選択肢もあったのだが、リハビリも兼ねてdressへ。渋谷3丁目。
稀代のメロディメーカー「川村さん」と、邦ジャズサックスの未来「田中くん」。記事にはしなかったのだが、このデュオを聴くのは、実は二度目。森谷さんを含めてご同輩も多く集まった彼らのライヴはいつも即完満席。
後半のドキドキなコンセントレーションがすごかった。ポップスでありがちな、演奏が終わらないうちに始まるフライングな拍手もなく、最後の一音まで聴き入ってしまうこの緊張感。いったいどこでそのスイッチが入ったのかを邦和さんに訊いてみたのだが、演り手も聴き手もお互い答えが見つからない。やっぱりライヴってすごいな。
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3.11を前に、とにかく今は時間がない。落ち着く日はまだ見えない。
この街を覚えているかい?(2012年1月撮影・岩手県上閉伊郡大槌町)