気仙沼の今。
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今年は遅刻せずに現着。北品川四丁目。
それが写真や動画、小説、ましてや詩歌などだったりすると、受け手側の感情のバイアスが強く作用して、思いのほか感動してしまう。実際の現場から離れた東京で、彼女の声による朗読を聴くと、まるで違う世界の話のようにも聞こえて、どうしようもなく動揺した。
朗読から笹子さんのギターイントロにスイッチして、歌が始まり、終わる。その後の畠山さんの遠慮がちなMCが、あまりにリアル過ぎて、ますます動揺した。そう、まだまるっきり終わってない。
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悲愴感から焦燥感に変わりつつある現場の生活に、これから本格的にもかかわろうとしている今、彼女のライヴはうってつけだった。