おもいきり昭和な看板が目印。江古田恐るべし。
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そもそもここまで遠くまで足を運ぼうなんて、まず思わないのだが、最近になって身の回りで起こりかけている様々な諸事情と個人的な思惑と期待が、これほどまでにタイミングよくマッチしたライヴもないってことで、意外とすんなりと、えっちらおっちらと江古田まで。中村善郎さんのライヴ。
中村さんのライヴは、これまで記事しなかっただけで、実は今日で二度目。日本の男性ヴォーカリストで、ここまでボサ・ノヴァな方は他には居ないってくらいに、中村善郎さんは存在も歌もギターも、ボサ・ノヴァそのものだった。
ボサ・ノヴァを唄ってます!っていう仰々しさをまるで感じさせないその自然なウタゴエは、昭和の時代は実はキャバレーだったのかもしれないと思わせる、無駄に広いBUDDYのフロア全体を、いとも簡単にブラジルの海や山、波や風に変えてしまっていた。すごい人だ・・・
橋本さんも昨日とは打って変って、やたらと緊張した面持ちでチェロで弾く。コード譜が読めるチェリストは珍しい、なんてことを中村さんは仰ってたけれど、ここまで橋本さんの音をフンダンに聴けるライヴも今まで経験がなかっただけに、すこぶるうれしかった。いや~遠くまで足使って来た甲斐があったわ。
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今日はもうひとつ、会場内でビッグな出来事もあって、なんとも忙しい日。こんなサプライズあっていいのか?・・・その答えは明日明かされる・・・かも。