♪sha la la la 素ぅー敵に・・・
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ジャズ系のミュージシャンの方々に、土岐さんのライヴに良く行くんだってことをお話しする際に、「土岐さんのお嬢さん」とこちらが言うと、大抵「あぁ、麻子チャンね」っと返ってくる。ジャズ界でも有名な、そんな土岐さんのライヴへ。日曜の六本木。
今日のセットにもジャズのカヴァーがフンダンだったけれど、土岐さんのポップなボーカルには、どジャズにはない洗練さあって、チェロ、ビオラ、バヨリン、ピアノ、ドラムスの変則なアレンジも相まって、今日も魔法のような音楽をさらりと聴かせてくれた。
土岐さんのライブは肩の凝らない緊張感があって、そのひとつがマニアックな選曲だったりする。よほどの音楽好きか業界関係者じゃないと覚えていないような曲を、相当練習されたのだろうけれど、これまたさらりと平気な顔で唄い出す。聴いたこともない曲だから、こちらも集中して聴くことになるんだけれど、しっかり土岐さんの曲に聴こえてしまうところが、なによりの彼女のすばらしさ。
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日曜日。ちょっとリッチにイッて正解だったなぁ・・・ストリングス・バージョンの”ブルーバード”を、久しぶりにライヴで聴けてシミジミ。たまに人を食ったようなMCも相変わらず健在。5月あたりにアルバム・リリース、夏前にはそのリリパがあるそうで、今年も土岐さんから目が離せそうにありません・・・。