今日はこの後、別のライヴへ。今週はダブルヘッダーがダブル。
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今週三度目のJZ Bratへ。外がまだ明るいうちから入るJZは久しぶり。制作担当のスタッフさんによると、今日の公演は急遽決まったブッキングだったそうだ。無理矢理だったことは、開始時刻からも想像できたけれど、それだけ注目されてるミュージシャンだってことは、間違いなかった。
Manami Moritaさんのピアノは、聞こえは悪いけど、軽くて薄い音。弾けるようなポップな軽さじゃなくて、重みのないライトな軽さ。昼に聴くには丁度良い感じだけれど、もしも夜に聴くなら、もう少し、ずっしりした音が欲しくなるかも。
ルックスは悪くないけど良くもない。ロンドンで入手されたという白黒の横ゼブラのワンピースは、ママが仰るとおり、どう見てもパジャマにしか・・・そして、足元はビーサン。演奏中は素足でペダルを踏み込んでらした。NYCではどうだか知らないけれど、JZでこれは・・・どうなんでしょう。こんなところで自我を通しちゃうなんて、若いというよりも、むしろ幼稚?
MCは、「まーこのぅー」で有名だった方の娘さんに、声も口調もそっくり。しゃべらないほうが良いって言われるジャズメンのひとりになること間違いなし! 音も軽けりゃ口も軽いなんて、まるで良いところがないようだけれど、メロディとアレンジのオリジナリティと、独特のライヴ感は、すでに出来上がってた。将来これがどこまで進化していくのか、今日のこの粗さが無くなったときが楽しみです。
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10分押しの終演後は、急いで渋谷駅へ。ちょっとやばい、すごーくやばい。向かうは市ヶ谷!