チームワーク、チームワーク。
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きょうは東京ドームの読売横浜戦の真横で初日を迎えたお芝居へ。後楽1丁目。
喜劇を上手に楽しむにはまだまだ経験が足りないようで、演者さんの期待どおりには笑えなかった。計算と検算をなんども繰り返して設計されたコメディと対峙するときは、だれにも制御できないハプニングをどうしても期待してしまう。だれかの唐突なアドリブやまちがいでそれまでの苦労がぜんぶ台無しになるようなハプニング。みんなの思惑が狂い、それまでのテンポが止まり、ぜんいんを元にもどすにはそれまでかけた苦労の何倍もの苦労が必要になるような、そんな複雑なやつ。じぶんにとって笑えるコメディとは緻密な計算によってつくられた笑いではなく、生の舞台ならではのそういうライブ感なんだとつくづく思う。
きょうの芝居はあれあれでよくできていて、楽しみかたさえ間違わなければ、次々と飛んでくる笑いのネタにぞんぶんに反応できると思う。ドタバタ感とか、テンポ感とか、飽きさせない展開のタイミングとか、不穏な照明とか、途切れた効果音とか。でもいまの時代、こういう計算ならAIでもできそうだからなあ。いっぽうで、演者さんの一所懸命さとか、チームワークの良さとか、客席との一体感とかを感じさせるシーンは、コメディから離れたところで充分に感動できる仕上がり。そういうところばかり見えてしまう、見てしまうのは、それくらいの時間の余裕を与えてくれる芝居だったってことなんだろうな。
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そういえばエントランスに置いてあったフライヤー。保奈美さん、コメディづいてるな。