出会うべくして出会う。
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きょうは土岐さんのソロ活二十年目の周年ライブへ。赤坂9丁目。
三十代のミュージシャンで往年のシティポップを演奏させるといまや彼らの右に出るものはいない。ファーストセットのMCで土岐さんが「継承」とおっしゃってたけれど、まさにそれ。鉄壁の布陣。大丈夫さんは土岐さんのライブではすでにお馴染み。あぐりさんは佐々木さんとのセッションでも人気もの。伊吹さんは最近ではあいみょんさんにも重宝がられているし、薫さんのブルー・ペパーズにいたってはもはやシティポップの教科書のようなライブ感だし。そんなかれらが弾き出す音に土岐さんの歌声が合わないわけがない。知っているミュージシャンが好きなミュージシャンをサポートする至極の風景。90分間×2。
セットリストは先日リリースされたばかりのベスト盤から。ベストのなかのベスト。分岐点だったという例のあの楽曲は、作者とのデュエット・バージョンをベースにしたアレンジで、ライブで聴けるのはレア中のレア。ほかにも美味しくアレンジされた楽曲が目白押し。しかもこのメンバーで。今回の土岐さんのライブ、めちゃくちゃいいぞ。
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マニピュのいない生音だけのフルバンドで土岐さんの初期の楽曲たちを楽しめた今年のゴールデンウイーク。きょうは眠れんな。