ご多分にもれず、年齢を気にされるお年頃のヒロンさん。どうやら三十って数字は、女子にとっては魔物らしい。
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以前、サポートのokyonさんから、「ヒロンさんは・・・ちょっと変わってる」って聞いてたんだけれど、それほどのクセのある音楽ではなく、むしろすぐに聴き馴染める良質な音楽だった。ねちっこい唄い方をされるけれど、剥がせばキレイでサラサラな感じの歌声。そこに、脱力系で低密度なokyonさんのパーカッションの音が、うまい具合にのっかってた。
二度目のアンコール後のヒロンさんのクロージング。事務所を離れ、フリーになられて約六年。今日はそれ以来のワンマン・ライヴだったそう。音楽が大好きっていう気持ちが伝わる泣けるメッセージ。密かに感無量なアクトは、聴いてるこちらもジーンときた、良いライヴでした。