ナニが起きた?という玉木さんの表情がステキ。
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夏休みの宿題が終わらないので今日は土岐さん一択で。正味四十五分。宇田川町。
竹田さんのピアノはとてもユニークだ。ショートパンツのナマ脚にもメロメロ。ベースの玉木さんはフットペダルでリズム打ちも。相変わらずの技巧派だ。こういうイベントでは、音合わせはステージ転換と同時に本番直前。そこまで?というくらいにこだわる音づくりを目の当たりにすると、いいステージにならないわけがない、という安心感も生まれてくる。しばらく聴いていると今日はもうこのふたりのセッションでいいんじゃねっという気にもなってくる。セットリストの一部が事前にわかってしまうのは玉にキズだが。
本番でヴォーカルが加わるとリハの音とはまるで違って聴こえるのも不思議だ。土岐さんのボーカル・マジック、あるいは土岐トラップ。彼女はいつだって不思議だわ。十月にリリース予定の新盤からの楽曲はなかったものの、安定のジャジーなステージが気持ちいい。夏の終わりに土岐さんのうた声。正しい幸せの選択。
夏休みの宿題は明日まで。