LUCID NOTE LUCID NOTE | Music show reports and Play stage reports

TERRI LYNE CARRINGTON GROUP featuring ESPERANZA SPALDING

LUCID NOTE SHIBUYA

これって、なんてゆうの?

アバンギャルドとかオルタナティブとかってゆうのかな。そうゆう蘊蓄に長けてそうな若い方々ばかりだった今日のブルー・ノート。ピアノ・ソロからゆっくり始まって、ベース、サクソフォン、そしてドラムが少しずつ音を重ねていく。気が付くとすっごい集中してた。どちらかというと、リズムに乗ろうとガンバってたんだけれど、ぜんぜんダメ。リズム感のなさに泣けてきた。

お目当ては9月以来のエスペランサさんだったのだけれど、主役はドラムスのテリ・リンさん。テリ・リンさんの太鼓はずいぶんと乾いた音。エスペランサさんは例の如くすばしっこい演奏。この自由奔放な女子ふたりに、キーボード・ピアノとフルート・テナーサックスのちょっと神経質そうな男子ふたりが絡みつく。どの曲も通り一遍な演奏じゃなかったので、素人なりに興味津々で過ごす。曲に心打たれるという類の音楽じゃなくて、演奏の行程全体に感動するような音楽。今思い出すのは、彼らの音じゃなくてアクションだったりもする・・・。

こういうジャンルの音楽を理解するには、楽譜がちゃんと読めたりしないとダメなんだろうか・・・