ご本人もクドけりゃ、客までクドい(笑)
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曲間に、例の関西訛りの濁声のMCを必ず入れ、次曲のタイトルを紹介。お客さんも50歳代後半からそれ以上の方々が半数を占めてて、彼らの年齢に合わせた毒のないお寒いそのノリのMCは、まるで大晦日に放送される(自称)国民的な歌番組そのもの。せっかくの歌が陳腐に聴こえ、ひたすらもったいない。
ところがその演出はまったく正しく効果を発揮していて、ご高齢のお客さんらのハートをぎゅっと掴んで離さない。
そっか、これが綾戸智恵さんのライヴだったのか・・・。さすがだ。そして、退屈だ。