ざっくり言うと、中二病のガキがやらかしたってはなし。
//
これなら何度でも観に行きたいが、何度でも観に行けるような価格じゃないのがタマニキズ。本町1丁目。
手を伸ばせば届く席で観る役者さんの表情はとても刺激的だ。こういう特異なステージでは、立体的な空間のなかで役者さんも立体的な動きを見せる。観る側もあっちを向いたりこっちを向いたり振り返ってみたり、首も目も耳も忙しく動かして、演者さんの声と演技に合わせて立体的な対応をすることになる。長い説明ゼリフばかりをぎっしりと詰め込んだ脚本は、本来なら何度もあくびを我慢する羽目になるはずなのだが、このクロッシングステージなら、客席での退屈しない過ごしかたを巧妙に教えてくれる。このアイデア、すごい。
蒼井さんが健康的なスタイルに戻ってらしててひとまず安心。伊勢佳世さんはひとりテンポがゆっくりでいいあじ加減の役者さん。他の演技も観てみたい。生瀬さん、天才。こんなオトナになりたい(笑)
//
この公演、チケットまだ余ってたらまた行くかも。