こんなにムカつく前説は初めてだわ。
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雨の・・・。西麻布１丁目。
ショーガールといえば木の実さんと細川さん。このおふたりと同じように呼ばれるまでにはまだまだ時間がかかりそう。役者さんとして圧倒的な個性を持つ木の実さんと細川さんだからこそ成立した舞台の、その継承者として採用されたのがシルビアさんと川平さん。このキャスティング、どうも腑に落ちなかったのだが、その理由が今日、わかった。色気がないのだ。隠していても見えてしまうオトナの男女にしか表現できない淫靡さや艶気というものが、まったく感じられない。なにをどうしたらこうなるのか、芝居も歌唱も健全で健康的で、むしろガキっぽい。エロのないユーモアなんて、クレームを気にして大人しくなったテレビみたいと同じで、点けてないと寂しいけれど、観るとうわっ面だけでおもしろくない。これすべて、三谷さんのせいだな（笑）。
この舞台、続くといいな。もう少し小さな規模、それこそ以前のパルコ劇場くらいの規模なら声も音楽も熱意も、最前列から末梢席まで十分に届くはず。
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長澤さんは若手としてはそろそろくたびれてきたかな。これからどんな変化を見せてくれるか楽しみ。