まず最初に驚いたのは、そのきさの違い(顔)。
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雨の金曜日に文学作品などを嗜んでみたデアルヨ。太子堂4丁目。
先月だったか、よく晴れた平日の昼間に、文化村の裏手でスレ違ったんだよ、段田さんに。でも最初は彼とは気付けなかったんだよね。だってフツーに影薄いんだもの。それがどうよ、今日の舞台のあの存在感。これが役者ってもんなんだねぇ。ほんとぶったまげたよ。
小泉さんも魅力的だったねぇ。途中で能の「カマエ」を見せるシーンがあったんだけど、あの基本姿勢はちょっとやそっとじゃカタチにならねぇって言われてるのに、あの見事に堂に入った立ち姿。もうけっこうなおばちゃんのはずなんだけど、見えないねぇ、アイドル時代とまでは言わねぇけども、ハタチは若く見せてたなぁ。女優さんになっちゃたんだねぇ、キョンキョンも。
全部で8セクションの舞台は、セリフ回し、音響、照明、舞台展開などのテンポが相互にぴたりと合っていて、文語体に近いセリフでも全く疲れずに付いていけた。上演時間は約70分とちょっと。文学的な雰囲気も醸しつつも、漱石をモチーフにしているので全体的には軽い、でも内容は濃いというスグレモノ。いい舞台だったなぁ、また観たいなぁ。
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6月に突入。今月は来週末の遠征のほかは、予定を決めずにその日の気分で。