女の涙にゃめっぽう弱い。
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日帰りの京都出張から直向。岩本町2丁目。
タックは初。明るい店内の、赤いクロスの長テーブルの配置が、お正月の浅草寺に突如として軒並むヤキソバの屋台の座席と同じ・・・。
江野口さんのライブも初。数曲聴いて気付いたのは、インプロのソロまわしが絶妙に繋がってること。タイミングを測るための無駄な間がないので、スムーズな流れで曲が進む。耳を休ませないこの流麗な音のリレーに、ずいぶん緊張してる自分に気づく。6人もいれば、そのうちの誰かが主張し始めて、終わってみれば凸凹だったって感じのライヴもあるけれど、今日はそれもない。そういうライブと比べると、人間味が少ない感じもするのだけれど、こういう表現ができるのは、安直な電子的な音の世界だけのものかと思ってた。
スタイリッシュでファッショナブル。緻密に計算された柔らかい膨らみと、きりっとした直線。すごい!気付いたら、浅草の屋台が、ELLEの世界に変わってた。
カッコいいわぁ・・・
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あぁ、緊張した・・・。知ってるお店で知ってる方の演奏を聴くのと違って、妙にスリリング。・・・なので、ちょっとまったりしに、次に向かう。