LUCID NOTE LUCID NOTE | what Shibuya living in SHIBUYA have seen and felt

ハラール・ハウゴー with ヘレーネ・ブルーム 来日公演2010

LUCID NOTE SHIBUYA

シャッター音はオフにしてください、プロなら。

なんでクアトロにしたのか、はてなマークいっぱいのライヴへ。宇田川町。

紀元前3世紀頃、欧州一帯に広く分布したケルト人。全ての音楽のルーツを辿ればケルトに行きつく、という人もいるくらいに、その勢力範囲も影響範囲も広大だったらしい。今では、狭義にはアイルランド付近が最もケルティックなのだそうだけれど、今日のライヴにもケルティックなエッセンスが充満してた。彼らの故郷はデンマーク。

フィドルのあの独特な奏法と、チェロ、ギター(たまにマンドリン)のアンサンブルは、北欧の土着なサウンドと、現代のスタイリッシュなグルーブを絶妙に混ぜ合わせてて、カッコ良かった。ただ、どんなに明るい曲調でも、ノスタルジックでメランコリックでサッドネスなエッセンスもあって、何かを訴えてるようでもあり、内に秘めてたままのようでもあり・・・地球の真ウラにいるはずの日本のリスナーの琴線に触れる何かを持っているのは確かなようで、もしかすると、日本人のDNAにもケルトのそれが交じってんじゃないかな。

ハラール・ハウゴーさんは、実際かなりの好青年で、笑顔も純真。ライフ・イズ・ミュージックを、真面目に臆せず楽しくフィドルの音に表現する。モテんだろうなぁ。ヘレーネ・ブルームさんも、かなりの美女。タレ目な笑顔がキュート過ぎる。いつもどんよりとしている北欧の空から雲をすっきり取り去ってくれるようなウタ声。どこか垢ぬけない雰囲気にもちょっとくすぐられた。

今日は、ハンバートハンバードのお二人となんと大貫妙子さんがゲストに。産休明けの佐野さんの歌声と彼らの楽曲が、やたらと今日のアンサンブルにハマってた。大貫さんの「この道」も、これ以上ないアレンジで、リズムも確かにケルトっぽく聴こえたのにも驚いた。いやぁ、ベストなゲストでよかったぁ・・・

さて、噂によると、どうやら渋谷も今日から秋になっちゃったらしい。今年は、夏がちゃんと夏をやってくれたおかげで、秋もめーいっぱい楽しめそう。