LUCID NOTE LUCID NOTE | Music show and Play stage reports

LOVE PSYCHEDELICO 25th Anniversary Tour – 東京公演 ※追加公演※

LUCID NOTE SHIBUYA

ひさしぶりに無駄に長い悦に浸ったギターソロを聴く。こういうのがウケる時代もたしかにあったなあ。

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きょうはラブ・サイケデリコのことしのツアーの追加公演へ。神南2丁目。

かれらの音楽って、つねに流行の最先端のサウンドを意識し、取り入れ、音楽性を広げ、挑戦し、革新し、新しいなにかを提供してくれる、っていうイメージを勝手に抱いていたのだけれど、きょうのライブを観るかぎりではそうでもなかったなあ。端的にきょうの印象を表現すると、じつに古い。革新どころかむしろ保守的、変わっていない。とりまく環境はずっと変わり続けているのに、じぶんたちはそのまま二十五年。古いではなく古くなってしまった、そんなかんじかな。音楽って良し悪しじゃなくて好き嫌いだからそれでもぜんぜんいいのだけれど、事前のイメージと違っているとそれなりに戸惑うし、聴く耳をそういう耳に修正する必要もあって、拭いきれない違和感を抱きながらいまいち乗り切れずに聴く二時間三十分。

音のバランスもあれが正解なのかな。オルガンの音色はまるでノイズのようにだったし、ピアノは肝心のシーンでのけぞるくらいにばかでかいし、あれなら鍵盤の音はマニュピでもよかったんじゃないかな。いっぽうでギターはつねにフィーチャリング。笑っちゃうくらいの悪目立ち。でもこれは意図的なんだろうな。不思議だったのはボーカル。KUMIさんのかわいい部分の声域だけが聴こえてくる。音源どおりにダブルにしろとはいわないけれど、もっとこう、ドスの効いたというか、安定感というか、威圧感というか、ブレない体幹というか、そういう部分の声域も聴きたかったなあ。なんだよ、まだまだやれそうなこといっぱいありそうじゃないか。どうして休止しちゃうんだろうね。もっとかれらのライブ行ってりゃよかったなあ。

LUCID NOTE SHIBUYA

でもまあ、あくまで休止であって解散じゃないからな。