いい感じに気温も下がって恵比寿はバカラの季節。
//
きょうは名コンビ、土岐さんと川口さんの追加公演へ。三田１丁目。
一曲目がアッパーだとライブも引き締まって、勢いもついて、気分もあがって、頬も緩んで、からだも温まる。土岐さんのライブはスロースタートな印象があるだけにトーキョー・ドライブのイントロが聴こえてきたときはおったまげた。度肝を抜かれるとはこういうことか。そこから最初のＭＣまでのオープニング三曲、休ませないリズムとサウンドで手拍子もいっそう大きくなる。こういうの大好き。そのあともトントンとテンポよく進んだあとの、いよいよバラードのコーナーのバラードがまさにバラードで。歌も演奏も楽曲もひときわ映えて、震える、思い出す、浸る、涙する。きょうの土岐さんのライブはひとあじちがう。
土岐さんの衣装替えのあと、明日から五十路の旅をはじめる川口さんへのお祝いのサプライズを終えるとライブも後半戦。前半のポップなサウンドから一転、ジャズ風なバンドアレンジへ。なんちゃってジャズマンたちのチカラワザを耳と脳で受けとめるときの気持ち良さといったらもうね。客席とのコーラスワークをはさんでいよいよライブの佳境は川口さんお得意のラテンなアレンジでいっきに駆け抜ける。これか、やりたかったのは。オープニングのノリがここでしっかり効いてきて、聴いて、聴いて、ノリまくる。起承転結、ストーリーがあってわかりやすくて楽しみやすくて行ってよかったって思えるライブ。このライブ、シリーズ化するって言ったよな、言ったよな！
さて来年の土岐さんのライブは年明け早々から。先月、今月、来月、再来月とたたみかけるようなスケジュールに多幸感いっぱい。