たのしいのが喜劇。たのしくないのが悲劇。
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きょうは本多劇場へ。大西さんの舞台。北沢2丁目。
背景とかストーリーとか、根底に流れる真意とかメッセージとか、そんなものはどうでもいい。喉ごしとかあと味を期待するのも的はずれ。並べられた色とりどりのパッケージにただ見惚れていればいい。遊び場と言葉の数が多ければ多いほど、ずっとたのしめる。いつだってちゃんと笑う準備さえしておけば、あとは役者さんたちがなんとかしてくれる。そんな舞台。まだ二日目なのに、じつにおもしろい。
大西さん。ムロさんと本多さんに挟まれたときの頼りないさ、それに気づかれまいと懸命に挑むさま、ぜんぶいい。なんどテニスボールを投げつけてやろうかと思ったことか。