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Ray Of Sunshine 9th ~Birthday Special~

LUCID NOTE SHIBUYA

六弦倶楽部のみなさんがバックを務めてらっしゃるライヴの9回目、と聞いて目黒へ。

初めて聴くヴォーカルのRayさんは、明日がバースデイの23歳女子。ライヴは、旧いJ-POPのカヴァーから始まり、昨日プレスが終わったというオリジナルCDからもセレクトしつつ、ジャズ、R&B、タンゴ、ラテン・・・等々、バラエティに富んだ散漫なセット。サポートの演奏が良いだけに、なんとももったいない羅列で進行。

お友達の姉妹ダンサーとのキレのないダンスも、なんだかなあ・・・っていうか、食事も楽しめるBAJで、ああいうパフォーマンスはありなのか?

唄は、上手かった! 野太い声にハリのある高音。聴かせるし、泣かせる。たまにJ-POPが演歌調になってたけれど、あれはあれで持ち味?なんだろうな。でも、緊張感のないグダグダなMCは三流以下。歌が霞む。緊張を普段語で誤魔化すスタイルはどうもなあ。たどたどしいくらいのほうがまだ好感持てるんだけれど、今日はお友達客にしてやられてた。終始あれだと、一般客はしらけてしまう。ザンネン。

そうそう、そんなお友達客の中に、なにかにつけて何度もワンダホーな奇声を上げる女子がいらしてた。もう少しボリューム落とせよ、渋谷のクラブじゃないんだから。ご本人もお友達も、まだまだ世間を知らないイマドキの女子って感じだったなぁ・・・あはは(汗)。ま、誕生日ってことで、よしにしとこう。

肝心の六弦倶楽部のみなさんの演奏は、さすがでした。ピアソラのアレンジ、オモロ過ぎ! でも板さん、全般通して今日のノリには、ついてけてなかったような。成川さんの必死さにも泣けたよ、お察しします。