大橋さんの好感度、五年ぶりにアップ。あいつはいいやつだ。
//
きょうは五年ぶり、矢野まきさんの周年ライブへ。日本橋室町3丁目。
一曲目になにを歌ってくれるのかを予想するのはライブ前の楽しみのひとつだけれど、きょうの矢野さんはなんとカバー曲から。強めのスタートダッシュでいっきにこちらの興味を惹き付けるようなことはせず、遠くのほうから徐々に、こちらの様子を伺いながらゆっくりと近づいてくるこの感じ。これが矢野さんのリスナーとの距離のとりかた。ノドの調子を整えるかのようにしっとりとザ・ローズをうたう。やばい、もう泣きそう。
ゲストの大橋さんのコメントにいちいち頷いてしまった。なにしろ矢野さんの楽曲が持つ熱量や力強さとは真逆のスピード感と低カロリーな音楽活動、とくにライブ活動については、もっとたくさん聴ける機会を増やしてほしいと思っているわけで。なんてったって五年ぶり。五年ものあいだずっとがまんづよく待っていたファンがこんなにもたくさんいるわけだから。来年は全国ツアーをぜひ。
//
この会場に来るたびに思うのは、ライブハウスでも飲食店でもないのにどうして入場時にドリンク代を請求されるのかってこと。まさか音楽ライブだからってだけの理由なら、こんな会場はいらない。