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堀江有希子 1stミニアルバム『時を紡ぐ』リリース記念ライブ

LUCID NOTE SHIBUYA

信頼するミュージシャンがサポートで出演されると聞いて、一週間前のスパイラルからの帰り、立ち寄って店頭で対面による口頭予約。このご時世に。

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今日は堀江有希子さんのワンマンへ。初見、初聴。いわゆる一見さん。セルリアン。

一年半ぶりのJZは、顔見知りのスタッフさんもすっかり居なくなり、頼りになるのはM氏だけになっていた。ご無沙汰するのも大概にしろ、ということだな。そのM氏曰く、二〇十三年か十四年までは働いていたから、ぜったいに接客されたはずだと。まったく記憶がない。おそらく、そのときは波長が合わなかったとか、気分がノッていなかったとかだと思うのだが、まあ、スタッフさんと仲良くなるために行くわけじゃないからなあ、と思いつつ、ひとりのミュージシャンが初めてアルバムをリリースし、駆け出しのころに働いていたお店でワンマンでライブをする、という彼女の音楽人生の歴史的な一点に、記憶はないけど再び交わることができたのは、きっと縁だな。

だからといって、よかったね、おめでとう、な気分だけで過ごせるほどお人よしでもなく、ましてや初聴だからどんな音楽を聴けるのかさえ知らないわけで、なんで?の答えや理由を想像しながら聴くことになる。なんでオリジナルだけで構成したのかとか、なんでアルバムは六曲なのかとか、なんでボーカルもやるのかとか、なんでサックスがもうひとりいるのかとか、そもそもなんでサックスを選んだのかとか、なんで音楽を始めたのかとか。届いてくる音だけを聴いて感じて想像しても、その先に明確な答えなど得られないのだが、初聴のときはそういう思考が頭を支配してしまう。やな頭だな。もっと素直に音に集中できればいいのにね。

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そして麻里絵さんと結ちゃんはいつだっていい仕事をする。