月見ルのぶっちぎり大好評イベントライブへ。
//
客入れＢＧＭのチキン・スキン・ミュージックで気分は上々。今日はモンスターとファンタジストたちのオルタネイト・セッション。南青山４丁目。
モンスターとはすなわち二階堂和美さん。彼女は彼女のボーカルとほんの少しの小さな音の伴奏だけでライブを成立させることができるミュージシャン。松下さんのドラムはやたらと音数が多かったのだが、それにも負けない怪物っぷり。たとえ人前でも、笑いたいときは笑い、泣きたいときは泣く。飾らない自己表現で周りのひとをその気にさせる達人。彼女が笑えばこっちも笑い、彼女が楽しんでいればこっちも楽しい。
ファンタジストとはＴＡＩＨＥＩさんのこと。サチモスの前はサナバにいたらしい。オールドマンの卓越した技術に圧倒され、ニュータイプの新鮮な感性に脅威を感じる中堅どころ。彼の鍵盤をライブで聴くのは初めてだったのだが、掴みどころのはっきりしないふわっとした鍵盤の音は今日のセッションにはぴったりだった。佐瀬さんと岩見さんの音も、目の前にあるのに手を出すとすうっと逃げていくような、追いかけるのが楽しい音。いいトリオ。
//
月見ルのＧＷはセッション三昧。明日からは２ピアノ４ハンド、技アリのブッキング。