神ブッキング。ソールドアウト公演。
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原田さんと小田さんのピアノ・セッションへ。南青山4丁目。
数年前の年末に小田さんがセルリアンでワンマンをされたとき、都合を調整できずに悔しい思いをしたのだが、それを本日やっとリベンジ。ウワサどおりの天才だった。小田さんが原田さんの胸を借りるようなライブになると想像していたのだが、まったく違っていた。物静かな丁々発止。互角の闘い。そして両者ともに自由! ピアノの下にもぐってみたり、客席内にまぎれてみたり、終始楽しそう。演奏にはウソがないから、演奏以外でズッコケてくれるとこっちも余計に楽しい。
今日はフロアにグランド二台を向き合わせに配置してその周りを客席にするという、山小屋の囲炉裏のようなフォーマット。ピアノの二重弾をフィーチャーしたタイトルだけれど、二台の音を同じスピーカーで同じレンジで出していたせいで、重弾によるの音のおもしろさはあまり印象になく、それよりもおふたりの息の合ったヴォーカルのアンサンブルのほうに耳は傾倒した。またやりたい、新曲つくる、なんておっしゃっていたけれど、ピアノを二台用意するのは難儀だろうな。
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そもそもこの圏内でこのふたりのブッキングがレア。