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土岐麻子 ライブ 『TOUCH Me』

LUCID NOTE SHIBUYA

「ようこそ、TOUCH Meへ」が「ようこそ、立ち見へ」に聴こえた。幻聴かな?

木曜日。晴れ。リキッドルームへ。

コンプレックスと闘い続ける人生って、ある意味ストイックで、見てられないときもあるけれど、その逃げない姿勢がきらきら眩しくて、ついつい応援したくなる。先週末とはうって変わった衣装も、その闘いのひとつなのかな。そう言えば「Summerin’」のジャケットもずいぶん思い切ってたし、ほんとにコンプレックス?と疑いたくもなるくらい、今日の土岐さんは可愛らしかった。

smilin’から始まった前半は息つく暇さえないくらいガンガン飛ばしてた。こういうライヴ・ハウスの土岐さんと、前々回の土岐さんは別人のよう。どんな会場ででも、ぴたりと自分をそこに当てはめられるのって、ホントすごい。

衣装替え後の三拍子の二曲が今日のヒット。とりあえずCDを買お!とココで決める。お気に入りの”ファンタジア”が本編の幕。いつものアンコールと、セカンド・アンコールで名曲”ブルー・バード”。もう終わっちゃうのか・・・ほんとあっという間だ。俯瞰でどこまで本気なのかわからない口調と仕草に、いつもお手上げ。ぞんぶんに楽しめる、いいライヴでした。次回はBBL。メンバーは今日と同じっておっしゃってたけれど、また違う土岐さんが観られることをちょこっと期待。

最後に、今日のキーワード。これをのっけとくとご本人がここを観てくれる、かも(笑)

「元シンバルズの土岐麻子は意外とでかい」