「魔法」はともかく「ケモノ」は少々あざとかったかな・・・
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渋谷にもたまに出没するチンドン屋さん。街なかで聞こえてくるその音にノスタルジアを感じることってありませんか。
小学生の寄せ集めブラスバンド。演奏としては全然まとまりがなくてへたっぴなんだけど、ひとり一人が思いのまま一生懸命に出してる音を聞いたとき、なにかを感じることってありませんか。
今日のステージはまさにそんなカンジ。原田さん含めて総勢11名の演奏で、個々の演奏は上手いんだろうけど、わざと音をはずしたり、リズムをずらしたり、突拍子もない音量で聴かせてみたり、まったくまとまりはないんだけど、どうやらそれは自然界を表現しているようでもあり、単に「下手」を演じてるようでもあり・・・。
ケモノと魔法がうまく表現できたのかどうかはナゾだけど、そういう音作りに、しかもオーチャードホールでチャレンジしてる姿には甚く脱帽です。正直、失敗してたと思うけど。
それにしても今日は遅刻する方が目立ってましたね。空席もかなりありましたが(しかもかなり良席!)、ことさらモッタイナイ!