やっぱりあのときの里花さんだった。
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寒くない1月最後の金曜日。代官山町。
ライブ会場で武部さんに会うたびにその後を伺ってみたりしてたんだけど、今日やっと再会できたぜぃ。音楽やめてなかったんだあ・・・ありがたや~。
あのフラジャイルな新人さんが、丈夫でしなやかな芯を持つシンガーに生まれ変わってた。八ヶ岳に移り住む前は横浜だったらしいのだが、風貌も歌詞もどことなく昭和でフォーキー。かつてニューミュージックといわれたジャンルの音楽から都会的な要素をすっかり取り除いた感じの楽曲を、全編アルペジオで弾き語る。初老と呼ばれる年代の方々で、もうロックやポップスはちょっと・・・でも演歌じゃないんだよなあ・・・という方々にはうってつけのアレンジ。9年前とはずいぶんスタイルが変わってたけど、あの透き通ったヴォーカルは変わってなかった。声を張るシーンは限定的で、常にしゃべり声と同じトーンとボリュームでなめらかに歌う。PAさん泣かせのライヴだけど、これなら長く聴いても疲れない、極上のヒーリングライヴ。
本格的なライヴはまだ晴れ豆だけ(本日が2度目)。クオリティを求めるとやれる会場もやる回数も限定されちゃうような音楽だけど、これからも続けてくれるといいなあ、音楽。
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八ヶ岳かあ・・・いい思い出ないんだよなあ(笑)