そこに見えるは池田さんじゃないか。
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急遽、ブルーノートへ。南青山6丁目。
既にブッキングされていたアーティストさんが体調不良のため公演を延期されて、その穴埋めで実現した上原さんの4デイズの初日。「花金」を理解できずに愛想笑いを浮かべる若い隣人と共にセンター席にて。上原さん、ハナキンはすでに死語のようです。
おそらくノンピーエーだったんだろうけれど、良席のせいか小さな音もよく聴こえた。平日仕様の演奏は、仕事帰りに聴くにはちょっとだけ刺激的で、ほんのりと味わい深かった。相変わらず活きの良さが取り柄の、画一的な楽しみ方が得意な一部のファンが繰り出す手拍子さえ、笑顔で遮ろうとする上原さんの場を読む演奏は、さすがとしか言いようがない。まあ、顔の見える距離ってのは、こういうシーンも垣間見えてオモシロイ。
しかし上原さん、この時期によく4日間も引き受けてくれたもんだ。ブルーノートにとっては救世主だろうけれど、そう何度も使えないよね、この手は。
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不本意ながら、明日も超大物ミュージシャンのライヴへ。