LUCID NOTE LUCID NOTE | Music show reports and Play stage reports

EPO with センチメンタル・シティ・ロマンス ザ・ヒットパレード・パラダイス

LUCID NOTE SHIBUYA

ポップス回帰。

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阪神淡路大震災のとき、ボランティアのための慰問ライヴを、ショーロクラブと共に芦屋公園でやってくれたとき以来のEPOさんのライヴへ。北品川四丁目。

そのときのフライヤーは我々が手作りし、避難所や仮設住宅などに配った記憶がある。あのころはショーロというジャンルを知らず、ショーロをジョーロと書いたことがバレて、EPOさんと笹子さんに失笑されたことを今でも覚えている。そんなEPOさんのライヴを、どうしても今年のうちに見たかった。心から笑えることができなかった今年、というコメントがとてもEPOさんらしく、じんときた。

そこにどんな葛藤や経緯があったのかはわからないけれど、一部で偏見もあるアニソン系の牧野さんと、どんな音楽もポップスに変えてしまう土岐さんを前にして、音楽はジャンルじゃないことを、遠まわしなセリフで話すEPOさんは、五十路を越えてもなお可愛く、そして貫禄さえも携えていた。最後に、ポップスを嫌いになってゴメン、と涙まじりで謝るEPOさんは、土岐さんが望むキラキラと輝いていた80年代のEPOさんそのものだった。

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土岐さんとEPOさんのあの曲のデュエットはもう生唾モノ。しかも2曲!・・・DVDとかにならないかな。