LUCID NOTE LUCID NOTE | Music show reports and Play stage reports

DGO vol.7

LUCID NOTE SHIBUYA

オモロイ。

あの松本あすかさんがナニやらオモシロイことを始めたらしく、ならばと思い、ナナカイからお向かいのデュオへ。

MCを一切省いてノンストップで全6曲。最後もお辞儀だけ。しほり(vo)さんにしても、あすか(key)さんにしても、素地がしっかりしているからこそ成せる芸当で、有無を言わせぬ圧巻のライヴ。

曲調にクラシカルなものもあったので、あすかさんも一部作曲されてるのかと思いきや、全てしほりさんの作曲とアレンジのオリジナルだそうだ。曲によってはまだ粗削りな部分もあるけれど、客に媚びず、逆に挑発的でさえあるステージングは見事だ。いろいろブーたれてるお客さんも中には居たけれど、そういう反応さえもほくそ笑んで楽しんでいそうな彼ら。いやいや、ほんとおもしろかった。

今後、全てのライヴでこういう演出をされていくのか、それとも、会場やイベントごとに変えていくのかはわからないけれど、ブレずに続けてほしいなぁ、この姿勢。これからも要注目です。

なにげにピンポイントでのハシゴが続いている今週。対バンのイベントで最初から最後まで過ごすには、それなりの理由がないと、なかなか難しい。イベントそのものを楽しむには、訴求側の努力をもっと期待したいよなぁ・・・