LUCID NOTE LUCID NOTE | Music show reports and Play stage reports

クオシモード with special guest 土岐麻子

LUCID NOTE SHIBUYA

迷った挙句に。

土岐さん目当てにビルボードへ。赤坂9丁目。

鍵盤は相変わらず演奏もMCも下手っぴだった。彼がこのユニットのネックだな。リズム隊が四分の三を占めるバンドだから、鍵盤がこれだと始末が悪い。サポートと呼ばれていたホーン・セクションの二名に、すっかり助けられてた。

技量のなさをキャラクターでカバーして、力技と音圧の勢いで乗り切るライヴ。だから、ライヴを楽しむためには、演奏者のパーソナリティを好きになることが重要だ。でも今の時代、寄せ集め的なこういうアイドル商売は、長く持っても数年。技量が人気に追い付けば話は別だが、その前に飽きられるのが常だ。

土岐さんが引っ込んだ後、四人だけの演奏を一曲。一番の聴かせどころは、ピアノじゃなくてドラムスとパーカッションのインプロ。あの曲がこのユニットの限界だとしたら、彼らの先もそう長くないだろうなぁ・・・まずは鍵盤。彼だけは、良さが全くわからなかった。ま、練習不足ってだけだろうけど(笑)

七月最初のライヴ。ちょっとつまづいちゃったけれど、明日から挽回していきます!