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新星堂60th記念 Summer Jazz Night HATS DAY(古澤巌/西村由紀江/大城蘭/Be.) ~HATSスペシャルデイ~(2nd)

LUCID NOTE SHIBUYA

今日はオーラス最終日。ハッツデイ!

大城蘭さん経由で開催を知ったこのイベント。四組のみなさんがどんな登場をされるのか、固定バンドなのか対バン形式なのか、いろいろと想像してはひとり楽しんでたけれど、司会者付きの対バンでした。

Be.は、佐藤健治さんと浜崎快声さんの、28歳同い年のインスト・アコギ・デュオ。緊張されてるのがたまらなくかわいい一曲目、三味線とパーカッションのアレンジが光る二曲目、ノリの良さで掴んだ三曲目。さすがハッツの隠し玉。来週のBOSSも楽しみです。

大城蘭さんは、FCCJでのバイトをされながら音楽活動をされてる琉球美人。今日のメンバーは、ヤマカミヒトミさん、荒武裕一郎さん、平岡雄一郎さん。ヤマカミさんのサキソフォンが冴えた”SIDE BY SIDE”がピカイチ。ウチナーグチ・バージョンの”Amazing Grace”も聴けて、なんだからラッキーだぁ! しかし平岡さんのアレンジ、イイいいなぁ・・・尊敬の域。

西村由紀江さんは、ピアノソロ。23年目にしてレーベルをヤマハからハッツへ。レーベルの移籍がどれだけ音楽に影響するのか、素人には全く想像できないけれど、新しい何かを求める姿勢には共感できて、ピアノの音も気分爽快。ピンクのドレスがまたカワイイ! ちなみに西村さんのライヴは、二度目。あのMCのカツゼツが懐かしかった。

そしてトリは、ミスター・ダンディ、バヨリニストの古澤巌さん! お客さんのほとんどが古澤さんをお目当てに来られたかのような盛り上がり! すごいパワー! 演奏を始める前に丁寧に曲の紹介をされるのだけれど、そのたびに客席から悲鳴のような小さな歓声が漏れ聴こえてきて、楽曲への予備知識が全くなくても期待感が増幅。ああ、これこそライヴだぁ! 古澤さんの熟練な演奏と小粋なパフォーマンス、エンターテイナーでした。

新星堂さんとJZ Bratがタッグを組んだ7日間に渡ったこのイベント。今日は終演後に新星堂の額賀さんという方と出会う。以前もたびたび他の会場ですれ違ってた、というか見かけていただいてたようで・・・。そう言えば、先日の宮野寛子さんの回でも、帰り際に話しかけていただいた・・・いい方だぁ。きっとこれからも、いろんな会場でお会いできるような気がする。あ、渋谷にも新星堂、お願いします。そして、宮野寛子さんと言えば、今日はお客さんとしてお見えでした。普段着の宮野さんはステージのそれと違って、ずいぶんと・・・お若い雰囲気でした。