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野沢香苗 「二胡 ~カナエの部屋 Vol.7~」

LUCID NOTE SHIBUYA

「野々藤トリオ」とか「朝一香グループ」って名前で活動されるってのは、どうかなあ?

近頃、ラジオのパーソナリティも始められたという野沢香苗さん。今日はそのラジオ・ネタもフィーチャーしつつ、特殊な楽器を弾き、歌も唄い、マイク・パフォーマンスもたっぷりと。ご自身でソング・ライティングされたオリジナルも、カヴァーのアレンジもハイ・レベル。おそらく、これらの全てを最初から上手くこなすことなどできなかったはずで、日ごろの努力の片りんを垣間見ることができた良質なライヴ。包容力たっぷりのお声での、唄いっぷり話しっぷりに、しばし惚れた。それに、なんてったって、前回伺った時よりも、ニ胡の音がズバ抜けて上達されてて、かなり聴かせて魅せる。自分自身の今を、誇張も遠慮もせずに表現されてる姿は、誠実で好感度大。女子にも人気が高いのも納得。ぐっときた。

今日のサポートは、ウワノソラーズの野上朝生さんとunistyle(ユニスタイル)の藤谷一郎さん。野上さんの鍵盤。ここまで二胡に合う演奏は他ではなかなか見当たらないんじゃないかな? 藤谷さんのカホンの音、ナルホドッ!でした。それぞれご自身の音楽ユニットを持たれて活動されてる精鋭コンビ。まちがいのないサポートは、聴いてて心地いいもんです。