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森川美穂 STB139 2009 LIVE☆

LUCID NOTE SHIBUYA

遅刻しました。

GW最初の月曜日の六本木。森川美穂さんのライヴへ。

森川さんとは同年代なんだけれど、実はあまり存じ上げない。知っている曲はないし、メロディも歌詞も思い出せるものは、なにひとつない。なのに、なぜか声だけは記憶にあって、今日はその声だけを頼りにライブに挑む。うーん、ちゃれんぢゃあ・・・なんでも最近は、商業ミュージカルにご出演されたり、大学で教鞭をとられたり、さらには子育てもされてるそうで・・・って、どうでもいいな、こんな話題。

歌は、舞台映えのする声。熱い。熱いのだ。で、どんなアレンジの曲もすべて熱唱される。ボッサもバラードも全部。そう、記憶にあったあの声で。セットはすべてオールディーズ。とは言うものの、こっちにしてみると全部新曲。昔を懐かしむには、あまりに知らな過ぎで・・・。そうこうするうちに、カヴァー曲を云々されるあたりで、だんだん居場所がなくなってきた。うーん、辛い、全然楽しくない。こういうセットをこうやって歌っとけば客は楽しんでくれるだろう、みたいな、見方によっては、経験からくる安定した変わらない良さ、ってことなんだけれど、別の見方をすれば、保守的で工夫もなく、面白みのかけらもない、ようにも見える。今日の気分は、残念なことに、後者が勝ってしまった。

時間にすると8時50分くらい。アンコールを待たずに、いそいそと退席。この手のライヴって、どうして昔を懐かしませようとばかり、されるんだろう。まだ四十歳なのに。新しいものを全く感じられないライブは、どんなにとりつくろってみても、ツマラナイ。こんなことなら、こんなことなら、こんなことならあぁぁぁーーーー!

ということで、つぎ行ってみよう。