LUCID NOTE LUCID NOTE | Music show reports and Play stage reports

上野真史 Special Guest:鬼武みゆき

LUCID NOTE SHIBUYA

水たまりの激しい西口の歩道橋を渡ってセルリアンへ。今日は火の曜日。

今日はずいぶんとバラエティに富んだセットで、R&B、ソウル、ジャズ、ポップス、ボッサ、昭和歌謡、オリジナル・・・等々。ただ、前回のイメージを引きずってて、密かにそのイメージを期待してた所為もあり、あまりのジャンルの振り幅に、あっちこっちに振られてしまい、セカンドの途中でいよいよ集中力が・・・うっ、いかん。短い時間に色々とありすぎて、とうとう許容範囲を超えてしまった。思い返してみても、一体今日のは何だったんだろう?ってな感じで・・・

そんな中でも、鬼武さんアレンジの”My favorite things”と”One Note Samba”に大いに納得。持ち味のスキャットを聴いてる時、JOYCEさんを思い出したりもした。あーなんだかいいなー、気持ちいいぞ、上野さんのスキャット。

なんだかんだ言ってもどんなジャンルも歌いこなせてるのもすごい。個人的には、今日のような大衆向きのプログラムよりも、分かり辛くても、なんらしかのテーマがきっちりとあって、ブレのないライヴのほうが楽しみやすいんだけど。あと、MCは短めに。

そう言えば、カウンター席にベーシストの板谷直樹さんがいらしてた。ミュージシャンが他のミュージシャンのライヴを聴いてるときって、どんな気持ちでいるんだろう・・・なんて思いつつ、終わって会場を出るとすごい雨・・・明日、晴れるかな。